どうも!八郎です!!
夜9時を過ぎ、辺りは消灯。
のどの渇きと発熱によるけだるさを含む熱さに苦しむ八郎。
まずは、発熱の熱さを回避しようと
ナースコールを押して、風邪薬を要求することに。
あわよくば、錠剤と共に水を持ってきてくれれば。。。
水も飲めるし一石二鳥!
みたいな邪な考えを持っていましたが。。。
そんなに事はうまく運ぶのでしょうか?
それでは、続きをどうぞ!!
体温計
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/07/cold-1972619_1920.jpg?resize=728%2C516&ssl=1)
ナースコールを押すと、程なくしてベッドに近づく人の気配。
看護士「どうされましたー?」
看護士さん到着です。
ここは解熱だけでなく
のどの渇きをも癒せる可能性がある大事な場面。
アカデミー賞が取れるくらいの
超気合の入った演技を
看護士に披露しないといけません。
何より自分の命が懸かっています。。。
八郎「熱が出ているのか、とても熱くて。。。解熱剤か何かいただけないですか。。。ハアハア」
※ハアハアは変な意味ではありませんよ、悪しからず
看護士「そうなんですね、とりあえず熱を計りましょうか」
そう言って、看護士は何処からともなく体温計を取り出します。
看護士さんって、本当に色々なものを持っていますよね。
ここで計測される体温は非常に大事です。
今晩の八郎の運命を左右しかねません。
当時はまだ、わきに挟むタイプが主流でした。
必然、わきに力が入ります。
体温計「ピピピピッ ピピピピッ」
さあ、運命の瞬間です。
高熱
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/07/fever-3063126_1920-1.jpg?resize=728%2C446&ssl=1)
看護士「体温計いいですかー」
八郎は敢えて数字は見ずに看護士に渡します。
もうこの時点で見ても、体温は変わりません。
後は、運を天に任せ、看護士の言葉を待ちます。
看護士「あら、8度9分もありますね、これはきつかったでしょ?」
おおおおおおっ!
よくやったぞ!俺っ!!
これはかなり同情を誘えそうな体温です。
うまく行けば、本当に解熱剤と水が手に入るかもしれません。
看護士「これはいけませんね、ちょっと持ってきますね」
そう言って、看護士は一旦退散します。
持ってきますね???
ちょっと微妙な表現がひっかかります。
もし、解熱剤と水なら「持ってきますね」になるでしょうか?
解熱の方法
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/07/tablet-4842049_1920.jpg?resize=728%2C482&ssl=1)
普通に考えれば、解熱剤は有力な方法です。
しかし、今の八郎には、
1日250mlの取水制限が敷かれています。
恐らく経口での服薬は無理でしょう。
そうすると、次に考えられるのは、点滴に混ぜるパターンです。
これが一番理にかなっています。
しかし、それだと解熱の効果は期待できますが。
水を飲めるという期待は打ち砕かれます。
解熱はよしとするところですが。
ベストではありません。
他に「持ってきますね」で考えられる手段は何でしょうか?
真っ先に思いついたのは「扇風機」。
薬には飲み合わせがあります。
今心臓に行っている投薬と
風邪薬の相性が悪い可能性もあります。
そう考えると。。。
「物」を使った解熱
これが理にかなっていそうです。
持ってくる、という言葉の意味にも合致します。
しかし、扇風機だと、俺の望んだ展開ではなくなる。。。
そんな「推測」を心の中で延々としていると
「ヒタヒタヒタ。。。」
看護士の戻ってくる音が聞こえてきました。
(次回へ続く)
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