クソ上司 –不摂生がもとで死にかけた話(28)–

どうも!八郎です!!

          

重度の高血圧の放置により、心不全と診断され、緊急入院する八郎。
今夜が峠、と家族に説明された八郎の様態でしたが。
何とか、その峠を越えたようです。

        

心臓の処置がうまくいったので、
次の重要案件である血圧の処置に移ります。
まずは、降圧剤を使用し、血圧を下げる事になった八郎。
薬の威力は絶大で、意識がもうろうとしてきます。

           

その先に見たものは何か!?

      
それでは、続きをどうぞ!!   

金縛り

降圧剤が体内に入り、15分を経過したあたりから、
だんだん身体が重たくなってきます。
自然と瞼も重くなってきます。

           

180(上)/110(下)前後でモニタリングされていた血圧が
みるみる下がっていきます。

             

視界が夜の帳が降りてきたように暗くなっていきます。
それまで不自由なく動いていた身体が、
動かそうと思っても自由に動いてくれなくなります。
最初はワンテンポ、ツーテンポくらいだった遅れが、
その内、金縛りにあったように、力を入れてもなかなか動かないようになります。

    

八郎『いったい、どれくらい血圧が下がったんだ。。。』

    

そう思い、懸命にモニターに目をやると、

    

モニター「103/59」

   

と、ここ数年では経験したこともないであろう低い値に。
恐らく身体は長らく続く200以上の高血圧に対応すべく、
「高血圧仕様」
になっていたものと思われます。
それが、急激に半分以下に下がったので、身体がついてこれなかったのでしょう。    

クソ上司

身体も重いし、
瞼も重い。。。

    

じゃあ、この自然の流れに身を委ねよう。。。

    

結局、薬の力には抗えず。
八郎は、現実と夢の間を行ったり来たりすることになります。

         

。。。
暫くすると、遠くから看護士の声が。

     

看護士「八郎さーん、会社の方がメロンを持ってきたから置いておきますねー」

    

そう言って、台にメロンを置いて戻っていきます

(▲実際に見てはいないんですが、そんな感じがしました)
その当時、八郎は会社の直属の上司とまったく上手くいっていませんでした。
八郎も、当時は(今も?)ガキだったので
上司の行動や発言にいちいち腹を立てて
よりによって、年始早々に我慢の限界に達してブチ切れた事がありました(笑)

         

それ以降、上司との関係は冷え切っていました。
なので、ピンときました。

     

絶対、アイツ(上司)が持ってきたメロンだ(゚Д゚)

     

自分の病状等が、上司に伝わっているのかわかりませんが、
食べられるのか食べられないのか、わかりもしないのに、
取り敢えずメロンを持ってきたぞ。
上司の俺の最低の役割はしておいた。。。

              

そんな邪推が頭を支配します。
今なら、それはそれ、これはこれ。
と分別つけて、
とりあえずは、感謝する、というのが筋なんでしょうけど。
その当時は、摩擦なく上手に人間関係を回していく、
そんな意識は皆無でしたので(笑)

       

ただただ、ムカつく上司のやったことに、
いちいち腹を立てていた八郎でした。。。   

自分の帰る場所

そんな上司に腹を立てていても仕方ないので、
これからの自分の事を考えてみます。

          

取り敢えず、血圧を下げる。
その処置がうまくいって、血圧が下がったら。。。
その後、自分はどうなるのか?
いつまで入院?
いつから仕事ができる?
職場は大丈夫なのか?
俺の復帰できるスペースはあるのか?
(他の人が代わりに辞令が出て埋めてしまったら、今の職場での復帰は難しくなる)

              

そんな事を考えると、段々不安になってきます。
そして、自分がいない職場を想像すると。
いきなり俺無しになり、現場は混乱しているんだろうなあ。。。

         

そんな事に思いを馳せている内に。
また、意識は遠くなっていきます。。。


。。
。。。    

泣いている小学生

。。。
。。

ふっと、場面が明るくなり。

           

電柱の陰で泣いている小学生がいます。
何で泣いているのでしょうか?

          

その小学生の視線の遥か先には、
1列に並んで遠足に向かう、小学校の生徒たちが。
楽しそうにしゃべったり、ふざけたりしながら、
輝いた顔で目的地へ向かう小学生を尻目に、
その小学生はさめざめと泣いています。

            

なんでこの小学生は泣いているのか?
遠足に行けなかったからかな?
ふと、泣いている小学生を見ると、
左足に、何やら装具がついています。
どうやらこの子は、
左足が悪くて、遠足に行けないんでしょうか?

         

ん?
何かが引っかかります。

     

場面が変わり。
先の泣いていた少年が、今度はステージの上で
誇らしげに原稿用紙を開いて何かを読んでいます。

前には、市民会館かなんかでしょうか?
大きなホールに、沢山の聴衆がいます。
時折、笑い声が聞こえます。
どうやらこの少年が笑沸かせているようです。

           

そして、少年が、ちょっと文章を読むのをやめて、溜めた後に

  

少年「給食バンザーイ!!」

    

って言うと、会場がどっと沸きます。
どうやら、この少年の作文の発表は成功に終わったようです。

             

えっ?給食バンザイ??
それって。。。
俺が小学校の時に書いた作文ジャマイカ。
(次回へ続く)

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