どうも!八郎です!!
八郎の両親は病状説明のために病院に呼び出され
八郎の彼女(現嫁)は入院の準備のために病院に呼び出され。
奇しくも、この2組が病院の待合室で
初めて顔を合わせることになります。
その後、八郎の病状が主治医から説明。
「今夜が峠」だの
「ペースメーカーが必要かもしれない」だの
衝撃の事実を知らされ
動揺し意気消沈する3名。
母の申し出で、八郎との短時間の面会が許可され
3名は待合室で、面会の時を待ちます。
それでは、続きをどうぞ!
禁煙
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/06/fantasy-5340359_1920.jpg?fit=728%2C486&ssl=1)
待合室は重苦しい空気が支配しています。
✅「心臓はいつ止まってもおかしくない」
✅「今夜が峠」
✅「もし助かってもペースメーカーが必要かもしれない」
次々明かされる厳しい現実に
気持ちは、たくさん詰まったおもちゃ箱がひっくり返った状態。
散らかって、全く片付く気配がありません。
3人とも、かける声もなく
待合室で下を向き
呆然と時を過ごします。
ついさっきまで、冗談を交えながら話していたアイツが。
今は、死と隣り合わせの状態で懸命に戦っている。。。
全く実感がわかないし。
未だに信じられません。
気が付いたら
八郎「よっ、お待たせっ!」
と言って病室から出てきそうな気がします。
実は、ドッキリなんじゃないだろうか?
そんな「願望」を考えてしまうくらい
気持ちがどうかあります。
そんな、重苦しい空気を、父が破ります。
父「よし、決めた」
母「何を決めたんですか?」
彼女「。。。」
父「俺は。。。今から禁煙する」
母「まあ。。。」
彼女「。。。」
願掛け
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/06/greg-rakozy-oMpAz-DN-9I-unsplash-1.jpg?fit=728%2C486&ssl=1)
父は願掛けをする腹づもりなのでしょう。
因みに父は40年以上のたばこ人生で。
禁煙したことは1度もありません。
八郎や八郎妹が、母のお腹の中にいても。
スパスパやっていたようです。
朝起きたら、必ずたばこに火をつけるのが日課の。
いわゆる「ヘビースモーカー」です。
その、ヘビースモーカーがタバコをやめようとしています。
それくらいの気持ち、願掛けにでもすがらないと、息子は。。。
という気持ちの表れだったのだと思います。
母「お父さん、出来ますか?無理しなくていいんですよ」
父「。。。それで八郎が助かるなら安いもんだ」
まあ、タバコをやめれば八郎が助かる。
というロジックは成り立つわけがないんですが。
そういうふうに思い込まないとやってられなかった。。。
という当時の気持ちを後に述懐してもらいました。。。
準備
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/06/thomas-dumortier-OP3VdOJmajU-unsplash.jpg?fit=728%2C486&ssl=1)
母「。。。お父さんも、こうして決意してくれているし」
彼女「。。。」
母「きっと、八郎は助かりますよ、大丈夫です」
彼女「。。。はい、そうですよね」
父「。。。」
初めてお会いして。
八郎の父母の事は何も知らなかったんですが。
でも、なにかこう、温かいというか。
心強い何かを感じることが出来て。
こういうお義父さんお義母さんだといいなあ。。。
と、その時彼女は思ったそうです。
看護士「八郎さまのご家族さま」
看護士「面会の準備が出来ましたので、こちらへお願いします」
どうやら面会の準備は整ったようです。
しかし、我々は病室に案内されることなく。
別室に通されることになります。
どうやら、HCUの面会は。
普通に面会できる、わけではないようです。。。
(次回へ続く)
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