撮影 ―不摂生が元で死にかけた話(42)―

どうも!八郎です!!

二次性高血圧の可能性をつぶすため
腎臓の動脈の狭窄がないかを調べる検査

       

腎・血管造影の施術中。

        

太もも内側の動脈から
カテーテルを挿管し
腎臓の動脈に到達させ
そこから造影剤を流して
血管をはっきり浮かび上がらせるようにして
撮影を行う予定です。

       

太ももから侵入したカテーテルは
太ももの付け根を進行中。
更に上を目指して突き進む模様。

       

果たして、八郎は、大きな後遺症もなく
血管造影検査を終えることができるのか?

         

それでは、続きをどうぞ!! 

到達

八郎の太ももから侵入したカテーテルは
上へ上へと歩みを進めていきます。
目指すは腎臓内の動脈。
だんだん違和感がひどくなり
変な汗がうっすらと額に浮かぶようになってきます。

          

八郎「ううう。。。早く終わらないだろうか。。。」

         

血管の中を這う、細い管。。。
想像力と初めて感じる違和感との相乗効果で
明らかに具合が悪くなってきた八郎。
長丁場になるようだと、いろいろ不安になってきます。

           

そんな中、上に向かって進んでいたカテーテルの進行が止まります。
目的地に到達したのでしょうか?

        

施術者「はい、着きましたよー」

八郎「。。。はい」

          

どうやら腎臓内に無事カテーテルが到達したようです。
しかし、八郎は無事到達した嬉しさよりも
血管にカテーテルが入っている違和感で
かなり気分が悪くなっています。

        

施術者「気持ち悪いとか、痛いとかありませんかー?」

八郎「。。。痛みはないんですけど、気持ち悪いです。。。」

施術者「あら、そうですか。なるべく早く終わらせますので、もう少し我慢してくださいね」

投入

施術者「では、今から造影剤を投入します。そしてその後血管造影、撮影をしますね」

八郎「。。。はい」

         

ここからがこの検査の本番です。
カテーテルを通して腎臓の動脈に
造影剤を流し込みます。
この造影剤、ヨードを成分の主体で作られているので
身体には決して優しくない成分なんですが
普通に事が進めば、90%は1日内に尿で
体外に排出されるので、
大きな心配は不要とのこと。

          

しかし、ヨードの成分で、頭痛や吐き気を催したり
急性腎不全に陥る可能性もゼロではないので
本当に気が気でない状態が続きます。

          

施術者「それでは、今から始めます、その後、撮影になります」

八郎「。。。はい」

         

しばらくすると、下腹部が熱く感じます。
造影剤が腎臓にくまなく行き渡っている。。。
ような気がします(笑)
しかし下腹部の内部が
熱を持ったような感じになっているのは間違いありません。

        

この直後、施術者は退出し
CTスキャンが始まります。
これで、腎臓の動脈に狭窄部分があるのか
しっかり見極められればOKです。

抜管

施術者「はい、お疲れ様でしたー。ではこれから、カテーテルを抜きますねー」

八郎「。。。ふぁい。。。」

        

造影剤もぶち込まれて
更に具合が悪くなった八郎。
身体が固定されてる窮屈さも相まって
具合の悪さはMAXです。

        

もう、カテーテルをおりやああっと引き抜き
ムーンッ、スポン、はい、終わりましたー
ってならないかを心の奥底から期待したんですが
そんな荒いやり方では、
間違いなく動脈を破りそうですよね(笑)

       

よって抜管も、ゆっくりゆっくり行われます。
今回もカテーテルが下へ下へ移動しているのが感じられます。

         

ううー早く終わってくれー。。。

          

やはり抜管は挿管より手間がかからないのか
挿管より早めに終了。
カテーテルがすべて抜けた後の
この身体の解放感!
本当にほっとしました。

         

施術者「お疲れ様でしたー終わりです。気分が悪いとかないですか?」

八郎「ちょっと気分悪いですね。。。」

施術者「そうですか、造影剤の影響かもしれません。病室で安静にされてください」

施術者「もし、急激に具合が悪くなるようなら、ナースコールを押してください」

八郎「わかりました。。。」

            

術後は、病床にトドのように横たわる八郎。
しかし、具合の悪さも微妙で
我慢できない具合の悪さではないものの
絶対に元気とは言えない具合の悪さで
仕方なく、だれにも訴えずに、ひとりで
トドのように横たわり続けます。

結論

気持ちが悪いのを鎮めようと
一生懸命ベッドでおとなしくしていると
主治医が現れます。

        

主治医「八郎さん、造影検査お疲れ様でした」

八郎「あ。。。お疲れ様でした。。。」

主治医「検査の結果ですね、腎臓の動脈を見させてもたったんですけど」

八郎「(コクコク)」

主治医「いやあ、ばっちり映ってました」

八郎「えっ!」

主治医「動脈が!」

八郎「」

主治医「特に狭窄されている箇所はなかったです、二次性高血圧ではないですね。。。」

八郎「はあ。。。そうですか。。。」

        

こうして、八郎の人生初の
カテーテル術からの血管造影は終了。
腎臓の動脈の狭窄もなく
めでたく本態性高血圧
。。。要は不摂生したから高血圧になりました
認定を受けたのでありました。
ちゃんちゃん♪
(次回へ続く)

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