うも!八郎です!!
最近、「○○を食べたら××によい」と言う番組が増えましたね。
○○には食材、××はダイエットだったり、特定の病気の名称だったり、体質だったり様々ですが。
影響力の高い、ゴールデンの時間帯で取り上げられようものなら、翌日の品切れは必至。
夕方スーパーで買い物しようと思っても、昨日TVで取り上げられた商品は品切れしていることが多いです。
店員さんに聞いたら、
店員「ひとりで10個も20個も買うんですよ、どんだけ食べるねんって話ですよ」
と怒っていました。
きっと転売目的とかもあるんでしょうね。。。
と、言う事で。
今回は、そんなどうでもよいチラ裏な話をしようと思います。
マイノリティーが一躍メジャーになる瞬間
この前、とある番組で
「味噌汁ダイエット」
なるダイエット法が紹介されました。
簡単に言えば、
・赤みそ
・白みそ
・すりおろしたたまねぎ
・お酢
を入れて味噌汁を作り、食前に飲めばダイエットに効果がある、
見たいな感じだったと思います。
違っていたらすみません。
この番組の翌日、真っ先にスーパーから姿を消したのは
「赤みそ」
でした。
普段の需要は殆ど無いため、
2-3アイテムの赤みそが細々と置いてあるのが、
みそコーナーの常かと思います。
実は八郎の実家は、赤・白混合なんで、
社会に出るまではそれが当たり前だと思っていましたが、
社会に出れば赤みそは少数派なのを思い知らされます。
普段は、マイノリティーな赤みそさんです。
棚にひっそり並び、買われていくのを静かに待っている感じでしょうか?
しかし、そのテレビ番組で紹介されることを境に、
赤みそさんを取り巻く状況は一変。
朝からその番組を見た人たちが赤みそさんを買い求めにスーパーに殺到。
1日数個しか売れない赤みそが、
僅か午前中を待たずに完売したそうです。
当然、マイノリティーな赤みそさんです。
いきなり増産なんて出来るわけもなく、
赤みそさんは一時引く手あまたの大スターでした。
報道の自由とはいえ常連さんが大迷惑?
そんな味噌汁ダイエットのTVがあった翌日の午前中。
とあるスーパーにて、みそコーナーで困り果てているおばあさんと、
それを聞いて更に困り果て尽くしている店員さんに遭遇。
会話を聞くつもりは無かったけど、
聞こえてしまって離れられなくなったので、
そのままダンボすることに。
おばあさん「赤みそが無いと困る。週2回の買出しでコミュニティバスできてるから今日買えないと、味噌汁がのめない」
店員「すみません、テレビで赤みそが番組で紹介されて売り切れてしまいました」
おばあさん「今までそんなことは無かった。合わせみそは主人も楽しみにしている、何とかして欲しい」
店員「しかし、、、売切れてしまってもうどうしようも。。。」
と言う感じの内容。
誰が悪いわけでもないけど、
なんだか切ない気持ちになったのは今でも覚えています。
買い物する日程に制約があり、
自由に買い物が出来ないおばあさんの気持ちも、
急なテレビ報道で、
構える事も出来ずに品切れを呆然と見つめるしか出来なかった店員の気持ちも、
どちらも分かるだけに、辛い気持ちでした。
転バイヤーが跋扈するこの世の中
これも店員から聞いた話ですが、
このような健康嗜好のニッチな商材が紹介されるとその商品を青田買いする人がいるそうです。
その理由は「転売」
今回の赤みそも、
ひとりで10個とか買った人がいた、
という証言からも、自家需要で買った、
と言うよりが「転売目的で買った」可能性が高そうです。
。。。別に偽善ぶって転売が悪いと言うつもりもありません。
ただ、
何とかこう言う悪い世の中を断ち切れないかなー、
と思う次第であります。
TV局はメーカーに番組の情報を流せないものか?
番組によっては、
翌日の需要から物流まで全てをひっくり返すほどの影響力のあるものもあります。
そんな食品をTVで放送するのであれば、
TV局はせめて食品メーカーだけにでも、
TV番組情報を流すことは出来ないものでしょうか?
当然、看板番組の情報を先にリークするのは度胸がいると思います。
しかし、このように、何の準備もなされないままただただ
「この食品は××によい」
とやってしまうと。
翌日からは、普段の景色とは大きく変わった世界が待ち受けています。
それは、誰もが得をしない世界のように感じます。
中には、既にメーカーには情報が流れているとも聞きますが、
まだその伝達が充分ではないように感じます。
例えばですが、
まずは、情報だけでも先行してメーカー発信します。
その後、メーカーが小売に情報を流すのか、
メーカーで在庫を用意するのかはメーカーに任せればよいのではないでしょうか?
誰もが幸せなんて無理な話ですが、
多くの人が不幸にならないような対策は、
メディアの立場として必要かと思います。
視聴率の取れるコンテンツさえ作ればよい、
と言うのはある意味もったいないです。
その後予見される効果まで考えて、二の手三の手を打つことも、
メディア側に求められているのではないでしょうか?
難しいとは思いますが、多くの人が不自由しない方法があれば、と思います。
うーんなんか固い話になってしまいました。
しかもダイエットと全く関係ない(笑)
たまにはこんな話があっても良いかと思い、今回はチラ裏記事でした(笑)
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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