。
。。
。。。
八郎「はっ、ここは。。。どこだ」
八郎「なんだ、この教会みたいな雰囲気の場所は。。。」
俺「おう、気がついたか」
八郎「えっ、何でお前が。。。ここは、『心の中』か?」
俺「場所はどうでもいい。それよりも、どうしてお前がここにいるのか、わかるか?」
ここは「懺悔する部屋」
八郎「いや。。。さっぱり。。。」
俺「ほう、そうか。結構、心臓に毛が生えているんだな」
俺「ウソをつくのも、呼吸をするのと同じくらいの感覚でやってのけれるクソみたいな人種なんだな」
八郎「な゛っ。。。」
俺「あんなりシラを切ると、読者のお前に対する好感度が地に堕ちるぞ」
八郎「(ま、まさか。。。)」
俺「ここは『懺悔部屋』だ」
俺「即に言う『告白し、悔い改めよ』っていう部屋だな」
八郎「。。。」
俺「別に俺はキリスト教の信者でもなければ、神父でも牧師でもない」
俺「だがな」
俺「前回のブログでは黙っていたけど」
八郎「(ゴクリ)」
俺「ブログがリニューアルしたにも関わらず」
俺「お前はリニューアルどころか、ますますペテンに磨きがかかったな」
八郎「(ガクガクガク。。。)」
俺「そろそろ、ダイエットが成功しない『膿』は白日の元にさらさんといかんだろ、な」
俺「もう1回、聞こう」
八郎「(ゴクリ)」
俺「ここは『懺悔部屋』だ」
俺「なにか、言わなければならない事があるんじゃないか?」
1ヶ月の虚業を悔い改めよ
八郎「(ま、まさか。。。そんなはずは。。。)」
俺「ほーん、小学生みたいに『胸に手を当てて考えてごらん』とか言わんといかんのか?」
八郎「あ、いや、そんなことは。。。」
俺「だよな、お前いくつよ?」
八郎「。。。44です。。。」
俺「もう、人生の半分を経過したおっさんだよな。そんないい年こいたおっさんが、ウソついたらいかんよな?」
八郎「えっ。。。ウソ。。。ですか。。。(ドキドキドキドキ、でも証拠は無いはず)」
俺「仕方ないなあ、じゃあ『証拠』を公開するとするか」
八郎「(ウソーン。。。)」
証拠1 上司の証言
俺「ここにあるデータは、お前の車に上司が乗ったときのやり取りだ」
八郎「え゛っ。。。」
俺「しらばっくれるから、公開するぞ」
上司「仕方ないな、汚くて狭いお前の車に乗るか」
八郎「(別に乗らずに、電車で行けばいいのに。。。)」
上司「あ?何か言ったか?」
八郎「いいえ、何でもありません。散らかってますが、どうぞ」
ガチャリ(助手席を開ける音)
上司「クンカクンカ。。。ん?何かにおうな?なんだこのにおいは。。。」
八郎「。。。」
上司「クンカクンカ。。。!!!これは」
「柿の種」
上司「の匂いだな!なんでこんなところで柿の種の匂いがするんだ!?」
八郎「あっ、いやー、そのー、柿の種を運転中に食べることがありましてー」
上司「はあ?ちゃんと飯を食え!飯を!」
八郎「いえ、なかなかそんな時間が取れなくて、ついつい移動中の時間に食べるんです。。。」
上司「でも、この匂い、1袋って匂いじゃないぞ、どんだけ食べてるんだ!」
八郎「そ、そうですね///」
八郎「(ガクガクガクガク)」
俺「はいストーップ!お前、ブログに」
八郎「(ブルブルブルブル)」
俺「柿の種食べたって、申告したか?」
八郎「あ、いや、その、忘れてたと言うか、覚えてないと言うか。。。」
俺「1回だけじゃないだろ?て言うか、常習化してるだろ、これ」
八郎「あ、いや、その」
俺「上司との生々しいやり取りを続けて垂れ流すか?」
八郎「。。。ガクッ」
俺「やっと観念したか」
八郎「はい、昼ごはんや間食のアーモンドはウソで柿の種を食べてました。。。」
俺「ふん、どれくらい」
八郎「え。。。」
俺「どれくらい食べているか、と聞いている」
八郎「。。。1袋。。。」
俺「1袋って、いろいろあるだろ。どれくらいの規模の「1袋」食べてるのか?」
八郎「。。。うう。。。」
俺「言うんだな。もう手遅れだ、全部吐き出せ」
八郎「ファミリーパック小袋6袋入りを。。。1袋。。。全部。。。1回で食べました」
俺「だよな、だから、車が柿の種クセーんだよ」
証拠2 嫁の証言
八郎「ううう。。。」
俺「わかっているくせに。ウソはいかんぞ、ウソは」
俺「だから痩せねーんだよ」
八郎「。。。はい。。。」
俺「。。。まだあるだろ?」
八郎「へ?」
俺「心当たりありすぎて、どれ喋っていいか、困惑してんだろ」
八郎「」
俺「もう面倒だから、密告した本人に出てきてもらうわ」
八郎「へ???」
嫁「うそはいけないんだー、うそは」
八郎「げっ、嫁ちゃん!!!」
俺「嫁が、どうしてもおかしいことがあるから聞いてみたい、らしいぞ」
八郎「(ま、まさか。。。)」
俺「いいぞ、存分に聞くがいい」
嫁「うちさー、コストコで買った菓子パンってさー、冷凍保存するよね」
八郎「(ガクガクガクガク)」
嫁「朝さー、子供たちに食べさせようと解凍するときに数えるんだけど」
嫁「どうしても数が合わない、ってか減ってるんだよねー」
八郎「(ブルブルブルブル)」
嫁「で、最初子供たちに、昼間とか夜とかたまに食べたりしてるー?って聞いたけど」
嫁「そんな食べる子達じゃないし、私じゃないーって言うからさ」
嫁「八郎ちゃんが休みの日の前とか、早く寝る前とかに、あえて数数えてね」
八郎「」
嫁「後から数数えなおしたら。。。減ってるわけよ」
八郎「」
嫁「食べてるでしょ?」
八郎「。。。」
嫁「。。。食べとんのじゃろがあぁぁぁぁ、われえええぇぇぇぇぇっ!」
八郎「ひいいぃぃぃっ、すみませーーーんっっっ」
俺「(うへっ、鬼よりも怖いわ)」
嫁「そこっ!なんか言ったか?」
俺「いえ、何でもありません。。。」
お前にウソがある限り、この懺悔部屋は月初に開催される
俺「ふううう、嫁を登場させたはいいが、収拾つかなくなるところだった。。。」
八郎「どうしてくれるんだよ!夫婦生活の危機じゃないか!?」
俺「バカヤローッ!お前がウソついたり、こそこそ隠れて食うからこうなるんだよっ!」
八郎「」
俺「だから痩せないんだよ」
八郎「。。。スミマセン」
俺「ブログもリニューアルしたんだし」
八郎「。。。」
俺「お前もリニューアルしろ」
八郎「。。。はい」
俺「あんまりウソを重ねると、このブログの信憑性が疑われるぞ」
八郎「。。。はい」
俺「とにかく、この1月痩せれなかったのは、この隠れ食いが大きな原因だな」
八郎「。。。はい。。。」
俺「悔い、改めよ。そして」
八郎「」
俺「来月も同じようなことをしたら、また、この部屋が現れるから」
俺「覚悟しろ」
八郎「はい。。。すみませんでした。。。」
俺「食うなとは言わん、だがな、虚偽の報告はいかん」
八郎「。。。」
俺「ダイエットは政治資金より透明でないといかん」
俺「と、どこかの偉い人が言っていたぞ」
八郎「(久々登場で言いたい放題だな。。。)」
俺「あ?なんか言ったか?」
八郎「いえ。。。何でもありません」
俺「2月は、まずはこういう隠れ食いは禁止」
八郎「はい。。。」
俺「そして、どうしても食べた場合は、ウソなく申告、これを徹底な」
八郎「。。。わかりました。。。」
俺「だから、痩せないんだよ」
俺「まあ、こうして冷や水も浴びたし」
俺「2月からは少し気持ちを入れ替えて、頑張るんだな」
八郎「はい。。。」
俺「お前、柿の種ファミリーパックは1袋1000kcalだからな」
八郎「。。。ですよね。。。」
俺「そんなんじゃ、絶対に痩せんわ」
俺「以上っ!解散っ!!」
2月からは懺悔部屋に入らなくていいように、気持ちを入れ替えて頑張ります
–八郎–
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