副作用 ―不摂生が元で死にかけた話(48)―

どうも!八郎です!!(@eightblog_hachi)

        

        

いよいよその高血圧の数値を
コントロールするための

        

服薬

        

が始まります。
1日1回、4分の1錠の投薬から始まった

         

「アーチスト錠」

      

が、副作用も懸念され
少量投与から始まって様子を見ながら、増やしていく、
という方策が始まります。

分割投与 ―不摂生が元で死にかけた話(45)―

1日1回、4分の1錠の投薬も問題なくクリアし
1日朝晩2回の4分の1錠の投薬になる
第二フェーズに突入するところで
違和感を感じます。
その違和感は。。。
アーチスト錠の副作用ではないことが明らかに。

           

それでは、続きをどうぞ!!

歯肉肥厚

投薬が進むにつれ
奥歯の歯肉が親知らずにあたって
じくじく痛むようになった八郎。

         

この違和感はかつて、親知らずが生え始めたときに
経験した痛みに酷似しています。
親知らずが生えたときは
親知らずが歯肉を突き破って生えてくる
時に生じる痛みと
他の歯肉が隆起して
噛み合わせ時に、歯肉が歯にあたり
それで傷んだことがある経験がありました。

変調 ―不摂生が元で死にかけた話(47)―

まさか。。。
これが噂の薬の副作用か?

        

そう思い、薬の注意書きの用紙を
再度よく読んでみます。
1番気になったのは、やはりアーチスト錠。
なんせ4分の1の服用からスタートです。
副作用も激しいと思い
読み込みますが、歯茎系の副作用の記載はありません。
そのまま次の薬へと読み込むと。。。
ありました。

副作用

なんと、ノーマークの
ノルバスク錠
の副作用の項目に

       

「歯肉肥厚」

      

という記載があります。
これかもしれません。
まさか、ノルバスク錠の副作用とは。。。
意外な伏兵にたじろぐ八郎。
慌てて、洗面所の鏡に行って
イーンとして自分の歯肉を見てみます。

         

。。。確かに腫れているかも

        

健康な状態との比較ではないので
思い込みかもしれませんが
確かに腫れているような気がします。
上の前歯はすきっ歯なんですが
その隙間が、ビミョーに埋まっている気もします。
下の歯の歯茎も腫れているような気がします。

          

明日、看護師に報告してみよう。。。
そう思い、明日の看護師の回診を待ちます。

報告

翌朝、看護師の回診。

          

看護師「八郎さーん、おはようございます。体温計ってくださいねー」

八郎「はい」

看護師「お変わりありませんかあ?」

八郎「えーっと、歯茎が腫れているような気がします」

看護師「えっ?」

           

色々な体調の不具合を申し出る患者は後を絶たないと思いますが
まさか「歯茎が腫れる」という申告は想定外だったようで
怪訝そうな顔をして聞き返される八郎(笑)

           

八郎「いや、なんか食事していると」

八郎「歯茎に歯が当たるようになったんですよ」

看護師「はあ。。。」

八郎「『ノルバスク錠』の副作用に『歯肉肥厚』というのがあるので」

八郎「これかなあ、と思いまして」

看護師「。。。ちょっと歯茎を見せてもらってよいですか?」

         

うっ。。。
寝起きで口臭が気になりますが。。。
言い出しっぺである以上、いやですとも言えません。
覚悟を決めて、イーンをやります。

        

八郎「イーン」

看護師「!!!」

        

露骨に看護師の顔がゆがみます。
多分、口臭のせいでしょう(笑)

         

看護師「。。。うーん、わかりました、先生に報告しておきますね」

         

看護師はそう言うとその場を去ります。
どうやら主治医が見てくれるようです。

診断

主治医「八郎さん、歯茎が腫れてるって聞きましたけど」

         

日も傾きかけた夕方、
主治医が八郎のベッドの元にやってきます。

        

八郎「そうなんですよ、ノルバスクの副作用かと思いまして」

主治医「どれどれ、ちょっと見せてもらってもよいですか?」

八郎「イーン」

主治医「ふんふん、では今度は口を大きく開けて―」

八郎「アーン」

主治医「なるほど、八郎さん。。。」

八郎「はい。。。」

主治医「ノルバスク錠の副作用での歯肉肥厚は」

八郎「(コクコク)」

主治医「多用しないと出ないんですよ」

八郎「えっ。。。そうなんですか?」

主治医「まあ、可能性がなくもないけど、それより」

八郎「はあ」

主治医「今疑われるのは。。。」

八郎「(ゴクリ)」

主治医「あまり、歯を磨かれていないのでは?」

八郎「」

         

そんな指摘が飛んでくるとはびっくりで、思わず黙ってしまいます(笑)
しかし、入院してから、歯磨きを怠る日が増えているのも事実です。

          

主治医「ノルバスク錠の副作用もあるかもしれませんが」

主治医「歯石のたまり方や、口臭等々考えても、歯磨きが入念に行われていないための

主治医「歯肉炎の可能性が高いですね」

八郎「」

主治医「まずは、朝晩歯磨きを欠かさず実施し」

主治医「歯肉も歯ブラシで軽く磨いてみてください」

主治医「それでも、歯肉の腫れが引かなければ」

主治医「薬の種類を変えるようにしてみましょう」

八郎「。。。わかりました」

       

こうして、薬の副作用ではなく
歯磨き不足で歯肉炎を指摘された
恥ずかしい入院患者八郎。

             

この主治医の指摘後
毎朝晩、しっかり歯磨きを行い
歯茎も軽く磨くようにすると
3日で腫れも収まり
ノルバスク錠の副作用ではないことが
残念ながら証明されてしまいましたとさ。
(次回へ続く)

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