どうも!八郎です!!(@eightblog_hachi)
いよいよその高血圧の数値を
コントロールするための
服薬
が始まります。
1日1回、4分の1錠の投薬から始まった
「アーチスト錠」
が、副作用も懸念され
少量投与から始まって様子を見ながら、増やしていく、
という方策が始まります。
1日1回、4分の1錠の投薬も問題なくクリアし
1日朝晩2回の4分の1錠の投薬になる
第二フェーズに突入するところで
違和感を感じます。
その違和感は。。。
アーチスト錠の副作用ではないことが明らかに。
それでは、続きをどうぞ!!
歯肉肥厚
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/11/karina-miranda-4o6dz47Q5p4-unsplash.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
投薬が進むにつれ
奥歯の歯肉が親知らずにあたって
じくじく痛むようになった八郎。
この違和感はかつて、親知らずが生え始めたときに
経験した痛みに酷似しています。
親知らずが生えたときは
親知らずが歯肉を突き破って生えてくる
時に生じる痛みと
他の歯肉が隆起して
噛み合わせ時に、歯肉が歯にあたり
それで傷んだことがある経験がありました。
まさか。。。
これが噂の薬の副作用か?
そう思い、薬の注意書きの用紙を
再度よく読んでみます。
1番気になったのは、やはりアーチスト錠。
なんせ4分の1の服用からスタートです。
副作用も激しいと思い
読み込みますが、歯茎系の副作用の記載はありません。
そのまま次の薬へと読み込むと。。。
ありました。
副作用
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/11/drugs-1276787.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
なんと、ノーマークの
ノルバスク錠
の副作用の項目に
「歯肉肥厚」
という記載があります。
これかもしれません。
まさか、ノルバスク錠の副作用とは。。。
意外な伏兵にたじろぐ八郎。
慌てて、洗面所の鏡に行って
イーンとして自分の歯肉を見てみます。
。。。確かに腫れているかも
健康な状態との比較ではないので
思い込みかもしれませんが
確かに腫れているような気がします。
上の前歯はすきっ歯なんですが
その隙間が、ビミョーに埋まっている気もします。
下の歯の歯茎も腫れているような気がします。
明日、看護師に報告してみよう。。。
そう思い、明日の看護師の回診を待ちます。
報告
![](https://i1.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/11/markus-winkler-TRcaFMV5vk-unsplash.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
翌朝、看護師の回診。
看護師「八郎さーん、おはようございます。体温計ってくださいねー」
八郎「はい」
看護師「お変わりありませんかあ?」
八郎「えーっと、歯茎が腫れているような気がします」
看護師「えっ?」
色々な体調の不具合を申し出る患者は後を絶たないと思いますが
まさか「歯茎が腫れる」という申告は想定外だったようで
怪訝そうな顔をして聞き返される八郎(笑)
八郎「いや、なんか食事していると」
八郎「歯茎に歯が当たるようになったんですよ」
看護師「はあ。。。」
八郎「『ノルバスク錠』の副作用に『歯肉肥厚』というのがあるので」
八郎「これかなあ、と思いまして」
看護師「。。。ちょっと歯茎を見せてもらってよいですか?」
うっ。。。
寝起きで口臭が気になりますが。。。
言い出しっぺである以上、いやですとも言えません。
覚悟を決めて、イーンをやります。
八郎「イーン」
看護師「!!!」
露骨に看護師の顔がゆがみます。
多分、口臭のせいでしょう(笑)
看護師「。。。うーん、わかりました、先生に報告しておきますね」
看護師はそう言うとその場を去ります。
どうやら主治医が見てくれるようです。
診断
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/isolated-1188036_1920.png?resize=728%2C486&ssl=1)
主治医「八郎さん、歯茎が腫れてるって聞きましたけど」
日も傾きかけた夕方、
主治医が八郎のベッドの元にやってきます。
八郎「そうなんですよ、ノルバスクの副作用かと思いまして」
主治医「どれどれ、ちょっと見せてもらってもよいですか?」
八郎「イーン」
主治医「ふんふん、では今度は口を大きく開けて―」
八郎「アーン」
主治医「なるほど、八郎さん。。。」
八郎「はい。。。」
主治医「ノルバスク錠の副作用での歯肉肥厚は」
八郎「(コクコク)」
主治医「多用しないと出ないんですよ」
八郎「えっ。。。そうなんですか?」
主治医「まあ、可能性がなくもないけど、それより」
八郎「はあ」
主治医「今疑われるのは。。。」
八郎「(ゴクリ)」
主治医「あまり、歯を磨かれていないのでは?」
八郎「」
そんな指摘が飛んでくるとはびっくりで、思わず黙ってしまいます(笑)
しかし、入院してから、歯磨きを怠る日が増えているのも事実です。
主治医「ノルバスク錠の副作用もあるかもしれませんが」
主治医「歯石のたまり方や、口臭等々考えても、歯磨きが入念に行われていないための」
主治医「歯肉炎の可能性が高いですね」
八郎「」
主治医「まずは、朝晩歯磨きを欠かさず実施し」
主治医「歯肉も歯ブラシで軽く磨いてみてください」
主治医「それでも、歯肉の腫れが引かなければ」
主治医「薬の種類を変えるようにしてみましょう」
八郎「。。。わかりました」
こうして、薬の副作用ではなく
歯磨き不足で歯肉炎を指摘された
恥ずかしい入院患者八郎。
この主治医の指摘後
毎朝晩、しっかり歯磨きを行い
歯茎も軽く磨くようにすると
3日で腫れも収まり
ノルバスク錠の副作用ではないことが
残念ながら証明されてしまいましたとさ。
(次回へ続く)
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