どうも!八郎です!!
重度の高血圧の放置により、
心不全と診断され、緊急入院する八郎。
今夜が峠、と家族に説明された八郎の様態でしたが。
何とか、その峠を越えたようです。
奇跡的?に一命を取り止めた八郎ですが。
そのまま順調に回復、
というわけではなかったようですよ。
入院すると、実にいろいろな事がありますよね。。。
そんなエピソードを紹介したいと思います。
それでは、続きをどうぞ!!
Contents
回復
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/08/mayur-gala-2PODhmrvLik-unsplash.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
のどの渇きを、氷枕の氷を食べながら何とか一晩凌いだ八郎。
ほとんど眠れませんでしたが
のどの渇きは何とか回避することが出来ました。
緊急入院からひと晩が明け。
午前中、主治医が八郎の様子を見に来ます。
主治医「八郎さん、具合はどうですか?」
八郎「。。。のどがすごい渇きますね。。。」
主治医「今、一番心臓に負担をかけてはいけないので、そこは我慢して下さい」
八郎『我慢出来ず、氷を食べてましたけどね』
と心の中で呟きます。
主治医「ちょっと、おしっこの状態を見せてもらっていいですか?」
病床の下には、おしっこをためている容器があります。
それを引っ張り出して見て見て、感嘆の声をあげます。
主治医「おお、よく薬が効いてるようですね、順調に出てる」
主治医の声を聞く限り、治療は今のところうまく行っているようです。
主治医「どうですか?随分楽になったんじゃないですか?」
八郎「。。。言われてみたら。。。そうかもしれないですね」
今、医者に言われて気が付いたんですが。
のどの乾きに耐えられないことばかり
意識が向いていたんですが。
気が付けば、ちょっとした息苦しさや、
胸の圧迫感みたいな感じは、随分和らいだ気がします。
主治医「そうですか!よかった、今のところは順調にきてますね、もう少しこの状態で様子を見てみましょう」
八郎「。。。はい、ありがとうございます。。。」
主治医は満足そうに八郎の元から去ります。
今そこにある危機、からは脱しつつあるのかもしれません。
降圧剤(血圧を下げる薬)
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/08/jair-lazaro-0lrJo37r6Nk-unsplash.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
昼間、少し体温が下がったかなー、ちょっと過ごしやすくなったかなーと思ったら。
今までの寝不足が一気に来たのか、うつらうつらと寝たり起きたりを繰り返す八郎。
そんな夕方、今度は主治医と他の医者数名が八郎のベッドを訪れます。
主治医「心臓の処置がうまくいっていますので、次に並行して、血圧の処置に移りましょう」
八郎「はあ。。。」
主治医「まずは、点滴の中に血圧を下げる薬を入れます」
八郎「。。。」
主治医「まずはそこで血圧をコントロールしていきます」
八郎「。。。」
主治医「心臓が十分回復してきたら」
主治医「その時は、投薬でコントロールするようにしていきますね」
八郎「。。。わかりました。。。」
その後、医者同士がボソボソ話し始めます。
専門的な内容でハッキリと聞き取れなかったのですが、
ひとつハッキリ聞き取れたのは、主治医ではない医者が
モブ医者(←かなり失礼)「明日は院長回診があるから、しっかり下げたほうがいい」
といった言葉でした。
は?院長回診とかで、俺の治療方針が変わるのか?
とその時は耳を疑った記憶があります。
やはり企業などの長、「○長」の存在はどこでも絶対的なんですね。
それは病院でも変わらない、
という事をこの時ハッキリ認識したのを思い出します。
主治医「八郎さん、それじゃあ後で看護士が来て、血圧を下げる点滴を差し替えに来ます」
主治医「ちょっと、意識が遠くなる、というかぼーっとするかもしれませんけど」
主治医「薬のせいなんで気にしないでくださいね」
八郎「。。。わかりました。。。」
そう言うと、主治医を含めた医者集団は八郎のベッドを後にします。
夜の帳(とばり)
![](https://i1.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/08/patrick-hendry-aXQttmGIlcU-unsplash.jpg?resize=728%2C515&ssl=1)
暫くすると、チューブパックを抱えて看護士が現れます。
点滴の中身を差し替えるようです。
看護士「八郎さーん、今から血圧を下げる薬を点滴をしますね」
八郎「(コクコク)」
看護士「ちょっと身体が重くなったり、意識がハッキリしなくなることがあるかもしれませんが」
八郎「(コクコク)」
看護士「血圧を下げているせいなので心配しないでくださいね」
八郎「(コクコク)」
看護士「気分が悪くなったりしたら、ナースコールを押して下さいね、ここに引っ掛けておきます」
八郎「ありがとうございます。。。」
看護士がセッティングを終えると、ベッドから去っていきます。
。。。意識が重たくなるなんて、あるわけが無い。
昔、盲腸のとき腹膜炎を起こしかけて全身麻酔を受けたとき。
絶対に寝るもんか、と思って気合を入れて目を見開いていましたが、
脊髄注射を受けた10秒後に意識をなくしました(笑)
今回こそはそのリベンジを!
そう思い、気合を入れて目を見開いていました。
しかし。。。
だんだん、視界が夜の帳が下りたように暗くなり、
段々身体が、そしてその次はまぶたが重たくなっていくのを感じるのでした。
(次回へ続く)
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