回復 ―不摂生がもとで死にかけた話(27)―

どうも!八郎です!!

        

重度の高血圧の放置により、
心不全と診断され、緊急入院する八郎。
今夜が峠、と家族に説明された八郎の様態でしたが。
何とか、その峠を越えたようです。

          

奇跡的?に一命を取り止めた八郎ですが。
そのまま順調に回復、
というわけではなかったようですよ。

          

入院すると、実にいろいろな事がありますよね。。。
そんなエピソードを紹介したいと思います。

        

それでは、続きをどうぞ!!     

回復

のどの渇きを、氷枕の氷を食べながら何とか一晩凌いだ八郎。
ほとんど眠れませんでしたが
のどの渇きは何とか回避することが出来ました。

         

緊急入院からひと晩が明け。
午前中、主治医が八郎の様子を見に来ます。

     

主治医「八郎さん、具合はどうですか?」

八郎「。。。のどがすごい渇きますね。。。」

主治医「今、一番心臓に負担をかけてはいけないので、そこは我慢して下さい」

    

八郎『我慢出来ず、氷を食べてましたけどね』 

    

と心の中で呟きます。

     

主治医「ちょっと、おしっこの状態を見せてもらっていいですか?」

    

病床の下には、おしっこをためている容器があります。
それを引っ張り出して見て見て、感嘆の声をあげます。

    

主治医「おお、よく薬が効いてるようですね、順調に出てる」

    

主治医の声を聞く限り、治療は今のところうまく行っているようです。

   

主治医「どうですか?随分楽になったんじゃないですか?」

八郎「。。。言われてみたら。。。そうかもしれないですね」

    

今、医者に言われて気が付いたんですが。
のどの乾きに耐えられないことばかり
意識が向いていたんですが。
気が付けば、ちょっとした息苦しさや、
胸の圧迫感みたいな感じは、随分和らいだ気がします。

     

主治医「そうですか!よかった、今のところは順調にきてますね、もう少しこの状態で様子を見てみましょう」

八郎「。。。はい、ありがとうございます。。。」

    

主治医は満足そうに八郎の元から去ります。
今そこにある危機、からは脱しつつあるのかもしれません。   

降圧剤(血圧を下げる薬)

昼間、少し体温が下がったかなー、ちょっと過ごしやすくなったかなーと思ったら。
今までの寝不足が一気に来たのか、うつらうつらと寝たり起きたりを繰り返す八郎。

           

そんな夕方、今度は主治医と他の医者数名が八郎のベッドを訪れます。

     

主治医「心臓の処置がうまくいっていますので、次に並行して、血圧の処置に移りましょう」

八郎「はあ。。。」

主治医「まずは、点滴の中に血圧を下げる薬を入れます」

八郎「。。。」

主治医「まずはそこで血圧をコントロールしていきます」

八郎「。。。」

主治医「心臓が十分回復してきたら」

主治医「その時は、投薬でコントロールするようにしていきますね」

八郎「。。。わかりました。。。」

      

その後、医者同士がボソボソ話し始めます。
専門的な内容でハッキリと聞き取れなかったのですが、
ひとつハッキリ聞き取れたのは、主治医ではない医者が

     

モブ医者(←かなり失礼)「明日は院長回診があるから、しっかり下げたほうがいい」

     

といった言葉でした。
は?院長回診とかで、俺の治療方針が変わるのか?
とその時は耳を疑った記憶があります。
やはり企業などの長、「○長」の存在はどこでも絶対的なんですね。
それは病院でも変わらない、
という事をこの時ハッキリ認識したのを思い出します。

     

主治医「八郎さん、それじゃあ後で看護士が来て、血圧を下げる点滴を差し替えに来ます」

主治医「ちょっと、意識が遠くなる、というかぼーっとするかもしれませんけど」

主治医「薬のせいなんで気にしないでくださいね」

八郎「。。。わかりました。。。」

    

そう言うと、主治医を含めた医者集団は八郎のベッドを後にします。    

夜の帳(とばり)

暫くすると、チューブパックを抱えて看護士が現れます。
点滴の中身を差し替えるようです。

     

看護士「八郎さーん、今から血圧を下げる薬を点滴をしますね」

八郎「(コクコク)」

看護士「ちょっと身体が重くなったり、意識がハッキリしなくなることがあるかもしれませんが」

八郎「(コクコク)」

看護士「血圧を下げているせいなので心配しないでくださいね」

八郎「(コクコク)」

看護士「気分が悪くなったりしたら、ナースコールを押して下さいね、ここに引っ掛けておきます」

八郎「ありがとうございます。。。」

     

看護士がセッティングを終えると、ベッドから去っていきます。

    

。。。意識が重たくなるなんて、あるわけが無い。

      

昔、盲腸のとき腹膜炎を起こしかけて全身麻酔を受けたとき。
絶対に寝るもんか、と思って気合を入れて目を見開いていましたが、
脊髄注射を受けた10秒後に意識をなくしました(笑)

    

今回こそはそのリベンジを!

    

そう思い、気合を入れて目を見開いていました。
しかし。。。
だんだん、視界が夜の帳が下りたように暗くなり、
段々身体が、そしてその次はまぶたが重たくなっていくのを感じるのでした。
(次回へ続く)

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