どうも!八郎です!!
二次性高血圧の可能性をつぶすため
腎臓の動脈の狭窄がないかを調べる検査
腎・血管造影を実施します。
その腎臓の動脈の血管を浮かび上がらせるために
血管造影剤なるものを入れなくてはならないんですが
その造影剤を腎臓の動脈に行き渡らせるためには
太ももの動脈から、腎臓の動脈まで
カテーテルという細い管を通してたどり着かせ
そこから造影剤を流し込んで
腎臓の血管を撮影する。。。
という恐ろしい方法です。
今回はいよいよ、太ももの内側から
カテーテルを挿管します。
それでは、続きをどうぞ!!
切開
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/knife-2358880.jpg?resize=728%2C484&ssl=1)
施術者「さあ、そろそろ麻酔が効いてきたか、確認しましょうか」
そういうと、八郎の太もも内側に濡れたガーゼを当てます。
施術者「どうですか?ひんやり感じますか?」
しかし、太ももは何となく
物が当たっている感覚はかすかにあるんですが
温かい・冷たいなどの感覚は消えてしまっています。
八郎「いえ、わかりません。。。」
施術者「麻酔が効いてきたようですね、それでは、本格的に準備に入りましょうか」
周囲が慌しく準備に動き出します。
施術者「じゃあ、始めましょうか」
八郎「(ドキドキドキドキ)」
いよいよ始まるようです。
余談ですが、八郎、
この施術に大きく2つの不安を抱いていました。
✅太もも内側とはいえ、動脈を開けること(血がたくさん出るんじゃね?)
✅血管に管とか、血管破れる気しかしない
原因究明の検査のためとはいえ
痛くもない腹を探られた結果
何でもない健康なところに
病巣を抱えてしまうようなことになりかねないか。。。
やはりこういう時、
人間というのはリスクばかり考えてしまうものです。
施術者「じゃ、切りまーす」
お、いよいよ太もも内側の動脈に
穴を開けるようです。
麻酔が効いている、とわかってはいても
激痛が走るんじゃないか!?
そんな思いで身体が痛みに耐えようと強張ります。
施術者「はい、じゃ、カテーテル入れますよー」
八郎「」
。。。いや、わかってましたよ。
痛くないことくらい(笑)
挿管(挿管)
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/tunnel-20180.jpg?resize=728%2C510&ssl=1)
ついに来ました。
カテーテルを挿管す時が。
視界の端に
施術者が小刻みに動いているのが捉えられます。
どうやら、八郎の動脈に、カテーテルが侵入し始めたようです。
八郎「。。。」
しばらくはわからなかったんですが、
太ももの付け根あたりから
微かな違和感が。
そして
八郎「!」
その違和感は、今まで感じたことのない
不快感へと変わります。
カテーテル「ズッ…ズッ…ズッ…」
八郎「!!!」
明らかに、おのれの血管に何かが侵入し、少しづつ、
太ももの上から更に上へと
歩を進めていこうとしているのが確認できます。
それが、血管からダイレクトに感じられる感覚なのか
それとも、血管の上に覆われている
八郎の皮膚がそれを感じ取っているのかは
定かではありません。
しかし、確実に不快な違和感が
少しずつ、上に向かって進んでいくのを感じます。
調整
![](https://i0.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/hallway-802068.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
確実に、カテーテルが動脈を通り
腎臓に向かって突き進んでいるのを
確認できる八郎。
こうなると、心配なのは
術前の説明にあった
くしゃみ
です。
もし、ここで大きく身体を動かそうものなら
カテーテルが動脈を突き破り
大量の内出血が避けられない情勢。
寝ているので、身体を動かさないでいることは
比較的容易なはずなんですが
それでも身体が強張ります。
そして、意識は「鼻」へと向かいます。
くしゃみの前兆
「鼻ムズムズ(笑)」
が起きないかどうかです。
鼻がムズムズし始めたら
90%くしゃみを止めるのは不可能。
しかも身体は固定されているため
手で鼻をさわることも不可能。
ともすれば、鼻がムズムズしないような環境作りが肝。。。
八郎「スンスン スンスン」
必死に鼻をすすりながら
鼻腔が快適な環境になるように調整を始めます。
施術者「。。。どうされました?鼻が詰まりますか?」
八郎「。。。いえ、大丈夫です」
いきなり、鼻をスンスンし出したので
鼻詰まりを心配されてしまう始末。
これでは、ただの変な人です(笑)
(次回へ続く)
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