挿管(そうかん) ―不摂生が元で死にかけた話(41)―

どうも!八郎です!!

      

二次性高血圧の可能性をつぶすため
腎臓の動脈の狭窄がないかを調べる検査

        

腎・血管造影を実施します。

       

その腎臓の動脈の血管を浮かび上がらせるために
血管造影剤なるものを入れなくてはならないんですが
その造影剤を腎臓の動脈に行き渡らせるためには
太ももの動脈から、腎臓の動脈まで
カテーテルという細い管を通してたどり着かせ
そこから造影剤を流し込んで
腎臓の血管を撮影する。。。

     

という恐ろしい方法です。

         

今回はいよいよ、太ももの内側から
カテーテルを挿管します。

           

それでは、続きをどうぞ!! 

切開

施術者「さあ、そろそろ麻酔が効いてきたか、確認しましょうか」

       

そういうと、八郎の太もも内側に濡れたガーゼを当てます。

       

施術者「どうですか?ひんやり感じますか?」

       

しかし、太ももは何となく
物が当たっている感覚はかすかにあるんですが
温かい・冷たいなどの感覚は消えてしまっています。

         

八郎「いえ、わかりません。。。」

施術者「麻酔が効いてきたようですね、それでは、本格的に準備に入りましょうか」

       

周囲が慌しく準備に動き出します。

         

施術者「じゃあ、始めましょうか」

八郎「(ドキドキドキドキ)」

        

いよいよ始まるようです。
余談ですが、八郎、
この施術に大きく2つの不安を抱いていました。

         

太もも内側とはいえ、動脈を開けること(血がたくさん出るんじゃね?)
✅血管に管とか、血管破れる気しかしない

       

原因究明の検査のためとはいえ
痛くもない腹を探られた結果
何でもない健康なところに
病巣を抱えてしまうようなことになりかねないか。。。

      

やはりこういう時、
人間というのはリスクばかり考えてしまうものです。

       

施術者「じゃ、切りまーす」

        

お、いよいよ太もも内側の動脈に
穴を開けるようです。
麻酔が効いている、とわかってはいても
激痛が走るんじゃないか!?
そんな思いで身体が痛みに耐えようと強張ります。

        

施術者「はい、じゃ、カテーテル入れますよー」

八郎「」

          

。。。いや、わかってましたよ。
痛くないことくらい(笑)

挿管(挿管)

ついに来ました。
カテーテルを挿管す時が。

           

視界の端に
施術者が小刻みに動いているのが捉えられます。
どうやら、八郎の動脈に、カテーテルが侵入し始めたようです。

          

八郎「。。。」

             

しばらくはわからなかったんですが、
太ももの付け根あたりから
微かな違和感が。

           

そして

          

八郎「!」

        

その違和感は、今まで感じたことのない
不快感へと変わります。

         

カテーテル「ズッ…ズッ…ズッ…」

八郎「!!!」

         

明らかに、おのれの血管に何かが侵入し、少しづつ、
太ももの上から更に上へと
歩を進めていこうとしているのが確認できます。

          

それが、血管からダイレクトに感じられる感覚なのか
それとも、血管の上に覆われている
八郎の皮膚がそれを感じ取っているのかは
定かではありません。
しかし、確実に不快な違和感が
少しずつ、上に向かって進んでいくのを感じます。

調整

確実に、カテーテルが動脈を通り
腎臓に向かって突き進んでいるのを
確認できる八郎。

         

こうなると、心配なのは
術前の説明にあった

         

くしゃみ

       

です。

くしゃみ -不摂生が元で死にかけた話(40)-

もし、ここで大きく身体を動かそうものなら
カテーテルが動脈を突き破り
大量の内出血が避けられない情勢。
寝ているので、身体を動かさないでいることは
比較的容易なはずなんですが
それでも身体が強張ります。

         

そして、意識は「鼻」へと向かいます。
くしゃみの前兆

         

「鼻ムズムズ(笑)」

         

が起きないかどうかです。
鼻がムズムズし始めたら
90%くしゃみを止めるのは不可能。
しかも身体は固定されているため
手で鼻をさわることも不可能。
ともすれば、鼻がムズムズしないような環境作りが肝。。。

         

八郎「スンスン スンスン」

          

必死に鼻をすすりながら
鼻腔が快適な環境になるように調整を始めます。

          

施術者「。。。どうされました?鼻が詰まりますか?」

八郎「。。。いえ、大丈夫です」

          

いきなり、鼻をスンスンし出したので
鼻詰まりを心配されてしまう始末。
これでは、ただの変な人です(笑)
(次回へ続く)

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