どうも!八郎です!!
二次性高血圧の可能性をつぶすため
腎臓の動脈の狭窄がないかを調べる検査
腎血管造影を実施します。
その腎臓の動脈の血管を浮かび上がらせるために
血管造影剤なるものを入れなくてはならないんですが
その造影剤を腎臓の動脈に行き渡らせるためには
太ももの動脈から、腎臓の動脈まで
カテーテルという細い管を通してたどり着かせ
そこから造影剤を流し込んで
腎臓の血管を撮影する。。。
という恐ろしい方法です。
さて八郎はこの検査方法から無事生還できたのか?
(生還できていなければ、このブログは書けていないはずなんですが(笑))
それでは、続きをどうぞ!!
麻酔
![](https://i2.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/1116516_m.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
看護師に連れられ、
血管造影検査をする部屋へと通される八郎。
八郎のブルー具合は今やMAX。
限りなく黒に近い藍色へと変わっていきます。
施術者「それでは、そこに横になってください」
八郎「はい。。。」
ひんやりとしたベッドに横たわります。
このひんやりした感じ。
数時間後には、自分がひんやりした感じに
ならない事を願うばかりです。。。
施術者「それでは、まず麻酔をしましょう」
そういって、まず麻酔の注射を打ちます。
(どこに打ったのかが、記憶が曖昧です、申し訳ありません)
施主者「じゃあ、麻酔が効くまでの間、注意事項をお話しします」
八郎「はい。。。」
施術者「カテーテルを通している間は、身体が動かないようにベッドに固定させます、その点はご了承ください」
八郎「。。。はい」
施術者「最大のリスクは」
施術者「私が施術を誤って、カテーテルが動脈を破って出血してしまった場合」
八郎「(ヒイィィィ やめてーそんな事言うの)」
施術者「もうひとつは。。。」
疑問
![](https://i1.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/gift-habeshaw-vLz1Gy-FLkQ-unsplash-1.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
施術者「八郎さんが何らか、術中に大きく体が動いてしまって」
施術者「やはり、動脈を破って出血してしまった場合です」
八郎「ヒェッ。。。」
施術者「でも、ここは病院です」
施術者「そのようなアクシデントも想定の上、万全の準備を敷いておりますのでご安心ください」
八郎「わ、わかりました。。。」
いったん説明を聞いて納得しかけた八郎。
周囲も慌しく施術への準備を開始します。
。。。そこで、沸き上がった一つの疑問。
それを聞いてみることにします。
八郎「あのぉ。。。」
施術者「は、なんでしょう」
八郎「ベッドに身体を固定すると説明がありましたが」
施術者「はい」
八郎「その縛り付けられた状態で、」
八郎「私が動く可能性はあるんでしょうか」
そうです。
ベッドに縛り付けられるのに
自らの身体を動かせるようなことがあるのか
そこが疑問になったので聞いてみることにします。
くしゃみ
![](https://i1.wp.com/eightblog-diet.com/wp-content/uploads/2020/10/94070_l.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
施術者「そうですね、いろいろな要因が考えられますが」
えっ。。。
色々な要因???
身体は縛り付けられているのに?
にわかには信じられない発言なんですが
ここは施術者の次の会話を待ちます。
施術者「例えば『くしゃみ』とか」
八郎「!!!」
施術者「人によってはアクションが大きい方もいらっしゃるので、可能性はあります。。。」
八郎「」
これを聞いて、ますます暗い気持ちになる八郎。
なぜなら、八郎、アレルギー体質なのか、何なのか?
突然、何の前触れもなく
くしゃみをすることがあるからです。
あれは防げません。
自分もついアクションが大きくなるだけでなく
地声まで出てしまうパターン。
八郎「イエーックションッ!!」
と、おやじくしゃみをしまうタイプなのです。
なぜ、俺はくしゃみをしてしまう体質なのか。。。
これほどくしゃみの事を疎ましく思ったのは
人生で初めての経験です。
くしゃみなんて絶滅してしまえばいいのに。
※注:くしゃみは生き物ではありません。。。
自分の体質を呪いつつ、
この施術中だけは
偶発的なくしゃみが出ないことを
ただただ、祈るしかありません。
施術者「さあ、そろそろ麻酔が効いてきたか、確認しましょうか」
そういうと、八郎の太もも内側に濡れたガーゼを当てます。
施術者「どうですか?ひんやり感じますか?」
しかし、太ももは何となく
物が当たっている感覚はかすかにあるんですが
温かい・冷たいなどの感覚は消えてしまっています。
八郎「いえ、わかりません。。。」
施術者「麻酔が効いてきたようですね、それでは、本格的に準備に入りましょうか」
周囲が慌しく準備に動き出します。
(次回へ続く)
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