くしゃみ -不摂生が元で死にかけた話(40)-

どうも!八郎です!!

          

二次性高血圧の可能性をつぶすため
腎臓の動脈の狭窄がないかを調べる検査

         

腎血管造影を実施します。

腎血管造影法 ― 不摂生がもとで死にかけた話(38)―

その腎臓の動脈の血管を浮かび上がらせるために
血管造影剤なるものを入れなくてはならないんですが
その造影剤を腎臓の動脈に行き渡らせるためには
太ももの動脈から、腎臓の動脈まで
カテーテルという細い管を通してたどり着かせ
そこから造影剤を流し込んで
腎臓の血管を撮影する。。。

        

という恐ろしい方法です。

             

さて八郎はこの検査方法から無事生還できたのか?
(生還できていなければ、このブログは書けていないはずなんですが(笑))

        

それでは、続きをどうぞ!! 

麻酔

看護師に連れられ、
血管造影検査をする部屋へと通される八郎。
八郎のブルー具合は今やMAX。
限りなく黒に近い藍色へと変わっていきます。

         

施術者「それでは、そこに横になってください」

八郎「はい。。。」

          

ひんやりとしたベッドに横たわります。
このひんやりした感じ。
数時間後には、自分がひんやりした感じに
ならない事を願うばかりです。。。

           

施術者「それでは、まず麻酔をしましょう」

           

そういって、まず麻酔の注射を打ちます。
(どこに打ったのかが、記憶が曖昧です、申し訳ありません)

        

施主者「じゃあ、麻酔が効くまでの間、注意事項をお話しします」

八郎「はい。。。」

施術者「カテーテルを通している間は、身体が動かないようにベッドに固定させます、その点はご了承ください」

八郎「。。。はい」

施術者「最大のリスクは」

施術者「私が施術を誤って、カテーテルが動脈を破って出血してしまった場合」

八郎「(ヒイィィィ やめてーそんな事言うの)」

施術者「もうひとつは。。。」

疑問

施術者「八郎さんが何らか、術中に大きく体が動いてしまって」

施術者「やはり、動脈を破って出血してしまった場合です」

八郎「ヒェッ。。。」

施術者「でも、ここは病院です」

施術者「そのようなアクシデントも想定の上、万全の準備を敷いておりますのでご安心ください」

八郎「わ、わかりました。。。」

           

いったん説明を聞いて納得しかけた八郎。
周囲も慌しく施術への準備を開始します。
。。。そこで、沸き上がった一つの疑問。
それを聞いてみることにします。

       

八郎「あのぉ。。。」

施術者「は、なんでしょう」

八郎「ベッドに身体を固定すると説明がありましたが」

施術者「はい」

八郎「その縛り付けられた状態で、」

八郎「私が動く可能性はあるんでしょうか」

         

そうです。
ベッドに縛り付けられるのに
自らの身体を動かせるようなことがあるのか
そこが疑問になったので聞いてみることにします。

くしゃみ

施術者「そうですね、いろいろな要因が考えられますが」

        

えっ。。。
色々な要因???
身体は縛り付けられているのに?
にわかには信じられない発言なんですが
ここは施術者の次の会話を待ちます。

        

施術者「例えば『くしゃみ』とか」

八郎「!!!」

施術者「人によってはアクションが大きい方もいらっしゃるので、可能性はあります。。。」

八郎「」

      

これを聞いて、ますます暗い気持ちになる八郎。
なぜなら、八郎、アレルギー体質なのか、何なのか?
突然、何の前触れもなく
くしゃみをすることがあるからです。

        

あれは防げません。
自分もついアクションが大きくなるだけでなく
地声まで出てしまうパターン。

         

八郎「イエーックションッ!!」

        

と、おやじくしゃみをしまうタイプなのです。

          

なぜ、俺はくしゃみをしてしまう体質なのか。。。

        

これほどくしゃみの事を疎ましく思ったのは
人生で初めての経験です。
くしゃみなんて絶滅してしまえばいいのに。
※注:くしゃみは生き物ではありません。。。

       

自分の体質を呪いつつ、
この施術中だけは
偶発的なくしゃみが出ないことを
ただただ、祈るしかありません。

           

施術者「さあ、そろそろ麻酔が効いてきたか、確認しましょうか」

            

そういうと、八郎の太もも内側に濡れたガーゼを当てます。

            

施術者「どうですか?ひんやり感じますか?」

          

しかし、太ももは何となく
物が当たっている感覚はかすかにあるんですが
温かい・冷たいなどの感覚は消えてしまっています。

            

八郎「いえ、わかりません。。。」

施術者「麻酔が効いてきたようですね、それでは、本格的に準備に入りましょうか」

          

周囲が慌しく準備に動き出します。
(次回へ続く)

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